こんちわいかがお過ごしだろうか。私は、すでに夏の台湾行きチケットをゲット済み。前半を沢登、後半を台南もしくは高雄探索に使おうと思っている。
すでに、ワクワクが止まらないw
何喰おうかなぁ? それはさておき・・・ここまで前置きが長かったが麻豆代天府についてそろそろご紹介しようと思う。
麻豆代天府
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台湾の宗教と聞いて何を思い浮かべるだろうか?お寺があるイメージだから仏教? 答えは、そうであってそうではない、いくつかが組み合わさったハイブリッドな宗教観が台湾にはある。主だっていうならば、道教だ。そこに、儒教や仏教が混ざったのが台湾の最もポピュラーな宗教なのではないだろうか? 分からないあなたも、三国志の関羽と聞けば知っている人がいると思うが、道教における神様の一人に関聖帝君がいるが、この神様こそ関羽その人だ。 麻豆代天府も道教、仏教などのハイブリッド寺。そういう世界観のお寺なのだ。 麻豆分局でバスを降りて20分。暑さで朦朧とする中、周りの魅力的なお寺を素通りした先にそれは見えてくる。
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竜の頭見えたらあと少しだ。フルーツ畑と無駄に高級な民家が立つ界隈にあまりにも浮世離れしたそれは、シュールな雰囲気を大いに演出してくれる。
ただし、見えたからと言って気を抜いてはいけない。。。
ここから、無駄に大きいお寺の敷地を通り過ぎ正面にたどり着くまで割と長いのだ。。。
そう、割と長いのが猛暑の中では生死を左右するんではないかと思うほどつらい。。。
途中のスーパーでドリンクを買い忘れたら命取りだ!
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やっとの思いで到着すると、電光掲示板に麻豆代天府の文字。
中の広場は駐車場になっていた。
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入ってしまうと、さびれたリゾート施設にでも来てしまったのかと疑うほど、日本人の感性とはかけ離れている。
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入って左に麻豆名物文旦(ボンタン?)の形をした観音堂があり、巨大な観音様が鎮座している。
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本堂の横をすり抜けると、きれいな池にカラフルな鯉?と、カラフルなコンクリート像。。。w
珍スポでは恒例のコンクリート像。
世界共通のビジュアルなのはなぜだろうw
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中国語で説明が書いてあるのですが読めないので独自の解釈を。
「ええい!はしれぃ!駄馬めっ!」
「ヒヒィィィン!」
「お、お二人さん頭だ丈夫ですかぁ。。?」
「えっ?」
「・・・えっ!?」
の図
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もう間もなくで竜へたどり着きます。
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SLの隣が今回の目的。龍の体内巡り(地獄)入口だ。
そして、功徳箱の前にはおばちゃんがたっておりちゃっかり入場料を巻き上げられたw
たしか50元だ。(この後もう一度功徳を積む必要があるので100元は用意しておこう)
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中に入ると地獄への階段だ。
謎の2.5Dに心躍らされるw
地下で多少涼しいかと思いきや。。。超絶蒸し暑い。まさに地獄。
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階段を降りると亜人がお出迎えしてくれる。
手には釘バットを握りしめている。
こいつは、ヤバい。殴られたら絶対痛い。
ただ、妙に華奢なので、タックルしたら勝てそうな気がしないでもない。。。
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先へ進むと、地獄絵図が始まる。
機械仕掛けの寸劇仕様である。中国語の叫び声がこだまする。。。
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色々な地獄がある。
ここでは、DIO御用達のロードローラーで踏みつぶされる地獄が用意されている。
時が止まっているのか、一向にロードローラーは動かなかったが。。。。
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暗闇に浮かぶ顔。の筈が、片目の電球切れとるやないかっ!
この後もいくつもの地獄を味わうことが出来る。
約30分くらいで回れる。
味わえる充実感は途方もないものだ。
そして、天国への階段が始まる。
そう、私はこの時までそう思っていた。
ここからが地獄だとは知らずに。。。
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階段を上がりきると、またもや功徳箱。おじさんに強制的に功徳を積まされる。
もちろんエスケープもできるが、地獄からやっと出たのだ。
天国へ登りたいに決まってんだろ!
速攻で功徳を積み天国の門へ向かう。
・・・あれ?あなた絶対地獄の門番より強いよね。。。??
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いや、しかし、お国は天国っぽい絵と、左に天国っぽい機械が見えるし。
天国なんだよね?
冷房壊れてんじゃねぇか!!!!
天国内部は太陽に照らされ中はさながらハウス状態。
地獄など生ぬるい、こっちが本当の地獄だったのだ!
そして、ここから出口である龍の頭まで数十メートルを灼熱のなか登っていかなければならないのだ。
くっそー!
功徳箱のおっさん、図ったな!!!!!
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地獄の龍登りの途中外気を浴びることが出来るオアシスがあり、そこで休憩が取れる。
謎の動物に囲まれることにはなるが中よりも少しマシだw
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龍への階段は長々と続く。
途中、内部では天国のギミックが動いていたが一切記憶にないw
とにかく、熱い。地獄を味わった。
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やっとの思いで登りきると、そこは竜の口の中だ。
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私は平気だが、一緒に行った友人曰く。
高所恐怖症の人は、さらに地獄を味わうことになるらしい・・・w
この下りる高さ分登ったことをかみしめながら下るのであった。
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下まで降りると、ゆるきゃら?のような奴が出迎えてくれる。
ちなみに、麻豆代天府の龍はもう二匹いて、本来なら地獄をもう一本味わうことが出来る筈なのだが、入り口は固く閉ざされ入ることはかなわなかった。
まあ、すでに疲弊していたので入らなかった可能性もあるがw
これが、麻豆代天府地獄の全容である。
私は、この後来た道を引き返す地獄が待ち受けていたが、ここに来られる裕福な方はタクシーを使うことを全力でお勧めする。
ちなみに旧正月に来た際はとても涼しく快適だった。(天気はあまりよくないが)
季節を選んで来訪するのも賢い選択だと思う。
もちろん敢えて過酷なスタイルで貧乏かつ灼熱地獄を味わうのも振り返ればいい思い出なので、気合のある方にはいってもらいたい。
台南を訪れた際はぜひ足を運んでもらいたいおすすめスポットでした。
次はすでにメジャーと化した金剛宮をサラッと紹介したいとおもう。
でわっ