番外編 デナリ国立公園バックカントリー

こんちくわ。
今はデナリ国立公園に来ています。
無事許可もおり、明日から13泊14日(結局飽きて5日で帰ってきた!)の予定でバックカントリーに入ります。

バックカントリーってなんじゃい!?という方もいると思うので説明しましょう。
最初に言っておきますが、スキーやスノボのそれでは無いです。

バックカントリー=手付かずの原野

多分これが正しい訳でしょう。
アラスカには、海から山まで、広大な面積の原野があります。
そこには、野生の動物がたくさん生息していて、そして、そこは人の世界ではありません。
グリズリーなどの動物が支配する世界では、人間は単なる訪問者となります。
すっと昔、我が親友にInto the Wildという映画を紹介してもらい、僕も好きな映画なんですが、この映画の最後の舞台がまさにバックカントリーになります。

バックカントリーにも、自由に入れるバックカントリーと、許可の必要なバックカントリーがあります。
デナリ国立公園は自然保護区となりますので、申請と許可が必要になります。
デナリ国立公園では、人間の影響が自然に残ら無いよう厳格なルールと、環境維持活動が行われており、その維持費として入園料が必要となります。

デナリ国立公園では、ユニットが細かく区切られており、各ユニット毎に人数制限がされており、道路から見え無いところかつ、他のバックパッカーに見え無いこと、などルールがあります。(自分が観光客でバスから自然を見ていて見えたのがカラフルな服着たおっさんだったら嫌ですよね)

この、バックカントリー関係も、代理店にでも頼んだら簡単なのでしょうけど、個人だとなかなか情報が出てこ無い。(日本語)
ちなみに、僕はNPSの英語のページを訳して今回情報を得ました。
英語を訳せ、と言われて出来る人もいると思いますが、面倒くせえ!けど行きてえ!な人が困ら無い困ら無いように、ここに情報を載せようと思います。あと、自らの備忘録として。。。

アクセス
さてアクセスですが、今回僕が使用したのは

Alaska/Yukon Trail http://alaskashuttle.com/
料金: Anchorage – Denali $75
大きな荷物は後ろのキャビンへ。二つ目の大きい荷物は+$10、50ポンドを超えても+$10

このシャトルバスは、今回で3回目の使用です。
乗り心地は推して測るべし。お値段相応でしょう。でも、気のいいドライバーなので楽しいと思いますし、融通がききますよ!

ちなみに、僕は途中休憩で置いていかれかけたのと、乗り過ごしました(笑)

バックカントリーに入りたい方は、Willderness Access Centerを指定して下車しましょう。(僕は間違えてVisitor Centerに降りてしまいました。結構遠い。。。)

許可申請

流れは簡単明瞭で

1.Backcountry Information Center(BIC)で許可申請。
2.Willderness Access Center(WAC)で当日のキャンプサイトと、翌日のキャンパーバスの予約。
(許可番号が無い人はバスの予約は取れません。)
以上です。
さて、まず最初にBICにて許可申請ですが、この許可申請は前日に行います。というか、前日にしかできません。二日前とかは不可
まず、今回のバックカントリーでの旅程を考え、申請書に書き込みます。
地図を見ながら考えたり、各ユニットの説明をみてゆっくり決めることができます。
申請書を提出したら、次はレンジャーの講習があります。
英語の不自由な僕でも理解できました。
そして、注意事項のビデオを見流ことになります。
見終わったら、マップの購入がその場ででき、訪問するUnitの境界を書き込みます。
そして、許可証とベアコンテナをもらい終わりです。
ベアコンテナとは、熊に食料を奪われ無いように匂いがするもの(食料、歯磨き粉、日焼け止め、石鹸、虫除けなど)を入れるコンテナになります。許可が下りた人は無料で借りれます。僕は長い期間なので2個用意してくれましたが、個人で一つ持っていたので一つだけ借りました。
許可証
流れをまとめると。。。
1.計画を立て、申請書に記入をする。
2.レンジャーの講習を受ける
3.ビデオを見る。
4.許可が下りる。
5.MAP、ベアコンテナなどをゲット。
以上です。
あとは、許可申請をゲットできたら
WACにて、当日の寝床と、次の日のキャンパーバスの予約をし、次の日の日を待つことになります。
皆さんも普通のキャンプに飽きた方はどうぞ!(もちろん普通のキャンプもできます)

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