旧正月ってどうよ
中国の正月は日本と違い、旧暦の正月、旧正月になります。
中国では正月のことを春節と呼び、新年を盛大に祈ります。
じゃあ、観光客としてはイベント盛りだくさんで最高じゃね!?
・・・とはならんのです。むしろお勧めしない!
春節は、有名どころのレストランや、食堂、屋台、お茶屋さんなどなど、観光客が台湾で行きたいとはほとんどお休み。
それでも、最近はチェーン店や新しいお店は営業してるけど。どちらにせよ、観光客にはなかなかハードな時期になるわけです。
おまけに、地方行きの電車はもう、激混み。隙間なしのギューギュー詰めになるので、慣れてない方はマジお勧めしません。初めての台湾で春節だと嫌いになるかも(笑)
ただし!デメリットがあれば逆もあり!
チケットがべらぼうに安い!!
まあ、後先考えず安いだけで考えて春節チケット買ってしまい失敗する方もいるかもしれませんが。。。
珍スポハンターや、貧乏旅、バックパッカー、そしてそれらだった人なら、関係ありません!
もともと、A級なレストランや、有名観光地に興味がないあなたなら、そんなの関係ないのだから!
激混みのアジアの列車に数時間揺れた経験を持ってるあなたなら、台湾の激混みなど余裕なはずです。
そんな、ドMなあなたはチケットがべらぼうに安い春節をむしろ狙うべし!
そんな春節の台湾を一部紹介しよう。
春節は宿にスタッフがいない!
まず、気を付けていただきたい。
たとえ大都会、台北だったとしても春節は問答無用で訪れる。
当然、今日夜をすごす宿にも。
そして、安宿にはなお一層!!
あなたは、体験したことがあるだろうか。
宿にスタッフが一人もいない状況を。
外出中です!まっててね!
とか、そんな甘っちょろいものじゃねぇ。
1日中スタッフ不在、いや春節中スタッフ不在なのだ!(笑)
そこで気になるのはチェックインやセキュリティだろう。
私が定宿としているホステルは、ドミトリーではあるが、部屋ごとにカードロックでカギがかけれる方式だ。
そして、宿に入る際にもカードをかざす必要がある。
いや、カードねえと宿に入れねえし・・・!
私は、台湾に行く1カ月前から、この事だけが気がかりだった。
宿の案内には、
そして、前日までそのなぞは解き明かされなかった。
いよいよ後のなくなった僕は、前の人が入った後、ドアが閉まる前に入る犯罪者方式しか、もう考えられなくなっていた。
そんな時、宿から「チェックインの方法」と題した1通のメールが届いた。
カードリーダーを開け暗証番号で宿に入る。
カウンターの受付用紙に名前を書く
カウンターの上に名前の書いてある封筒が置いてあるので中のカードキーで部屋に入れ!
名前の書いてある封筒
セキュリティゼロでした。ありがとうございました。
いやむしろすがすがしい。
当日私は、電気の一切ついていない暗闇の宿へ無事チェックインした。
春節期間はインスタ映えだが…
春節中は、都会のほとんどの人が帰省しているのでかなり静かだ。
一応、春節イベント的なものはやってはいるけど、盛り上がりは春節後の方がある。
春節年明け6日目?くらいには、各地のお寺なんかでイベントが開かれるし、十分のランタンのイベントもそのころだ。
そういうイベントを狙うなら、春節ど真ん中は大間違いだ。
しかし、いろいろな場所で春節の飾りがされていたり、提灯がたくさん並んでいるので春節を味わうことはできる。
特に夜の街は提灯に彩られとてもきれいだ。
が、この夜景はイベントの多い春節後半でも見られる!(笑)
ちなみに、春節後半はイベントでおいしい素食の振る舞いがあったりして…
金剛宮はむしろ春節が狙い目だ!
ここまで、結局あまりメリットを紹介していないが、金剛宮に関しては別だ!
今となっては、超有名スポットと化してしまった金剛宮。
これまで覚えてるだけでも10回は通い詰めた金剛宮ですが、春節の金剛宮は別格でした。
いつもは、閑散とした集落にあり、参拝客もまばらな金剛宮だが・・・
春節は違う!
もう、はじけまくってる。
DJ和尚のマイクパフォーマンスと、あふれんばかりの参拝客。
いつもの、金剛宮はどこへというくらいのフィーバーぶりなのだ。
集落も参拝客の路駐でいっぱい。
もちろん、いつもの素食の振る舞いはもちろん、春節オリジナルの桃の形のあんまん付きだ!
是非一度は春節の金剛宮へ行くことをお勧めする。
詳しくは別記事を書こうと思う。
いろいろ、マイナス面も書いたけど、僕は春節はとても楽しかったし、色々あったけど、来年の春節もまた台湾に行きたいと思う。
だって、チケットやすいんだもん。